額縁で作品は完成する。 - 令和浮世絵の額装の話

額縁で作品は完成する。 - 令和浮世絵の額装の話

0 comments

こんにちは!令和浮世絵師のNaohitoです!

 

みなさんはアートを見る時、どこに注目しますか?

もちろん、一番注目するのは作品そのものだと思いますが、

実は、作品と同じくらい重要なものがあります。

 

それは、額縁。

額縁って、絵を飾るための「外側」だと思われがちなんですが、僕はそこまで含めて作品の一部だと思っています。

 

 

TOHIONAは、額縁選びにはかなりこだわっています。

実は、わざわざ 名古屋 にある、100年以上続く老舗の額縁屋さんまで行って、作品ごとに相談しながら選んでいます。

同じ絵でも、どんな額に入れるかで、見え方は全然変わる。


例えば 『令和水滸伝』シリーズの牛の作品は、古代ローマのコロシアムみたいな重厚感を出したくて、額を二重に重ねるような構造にしました。

 

絵の周りに入れるマットも、1枚だけじゃなくて重ねたり、斜めにカットするか、まっすぐにするかで印象が全然変わるんです。

 

 

 

白いラインが少し見えるだけで抜け感が出たり、逆に内側を締めると作品がぐっと重たく見えたり。

ほんの数ミリなんですが、その数ミリで空気感が変わる。

面白いでしょ?

 

最初に額縁屋さんを訪ねた時は、選ぶだけで2、3時間かかりました(笑)

 

でも、いろいろ試していくうちに、

作品との相性というのが少しずつ分かってきました。

 

 

僕の作品は、色も強いし、モチーフも派手。

だからこそ、額縁でバランスを取ることがすごく大事。

額縁という装いまで含めて、TOHIONAの作品なんですね。

 

 

-----


文化を着崩し、ときとじゃむる。

TOHIONA 浮世絵クラブナイト 計画中。

Coming soon...

0 comments

Leave a comment