「文化を着崩す」って?
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こんにちは!令和浮世絵師のNaohitoです。
先日、ブログにて
TOHIONAのブランドメッセージを発表しました。

TOHIONAブランドメッセージ
その中にある「文化を着崩す」という言葉を使って、公式インスタグラムではこんなふうに遊んでいます。



「着崩す」とは、そもそも「決まった型を崩して着る」こと。
粋な感じを出すために、装いの一部をわざと乱すこと。(小学館辞書より)
この「粋」って感覚、
日本人独特の美意識やかっこよさだと思うんですけど、着崩すことでそれが表現されるって面白いですよね。
江戸時代の花魁も、帯を前で結んだり、襟を少し後ろで抜くことでうなじを美しく見せたりしていましたが、そうやって、現代の人まで魅了する「花魁文化」のイメージが出来上がってきたわけです。
「着物とはこういうもの!」と決めつけてたら生まれなかった着こなしや新しい美がそこにある。
型を崩すことを怖がってたら、新しいものは生まれない。
着崩すことを遊ぶように楽しむ中で、本当に大切にしたいエッセンス
ーー日本ならではの美しい表現や技術が新たな文化に融合して、次の時代へと残っていくんだと思います。

Hack the Culture
TOHIONAがこれからどんなふうに文化を着崩していくのか?をお楽しみに!